5月16日、17日、常総シェルターで中学生の職場体験

二日にわたり、地元中学から二年生の皆さんが常総シェルターに職場体験に来られました。

梅ちゃんも可愛がってもらって幸せ。

二年前にたくさんいた野犬が今は見えなくなったでしょ、それが80匹くらい、みんなでつかまえたり保護したりして、どんどん数を減らしたの。

県と市役所と一緒にワーキンググループで取り組んでいるのよ。

日本で初めての野犬シェルターよ。

ワーキンググループができるまえに保護した犬は、土浦シェルターやほかの団体、栃木動物緊急避難所にいるの。

みんな譲渡されたけど、まだなつかない成犬がここにいるのよ。

中学生のみんなは、野犬がたくさんいたのに今は見えなくなった理由を初めて知り、納得していました。

担当教員の石浜先生は、剣道が専門の体育の先生です。

皆さんにはいろんなことを体験して頂きました。

倉庫の整理、お掃除。

パネルの説明、

お世話になっている中村安雄市議も来られました。

コペンさん、保護されたルンちゃんと。

みんなでお散歩も。

リードしっかり持ちます。

野犬といっても、ふつうの犬と変わらないわね。

ルンルン

捨てられたのか、迷子なのか、警察やセンターに届けたあと、飼い主さんの現れるのを待つ、ルンちゃん。

避妊去勢呼び掛けるのぼり旗をあげて、ガッツポーズ。

5月17日

二日目も、元気にシェルターワークをスタート。

コペンさん指示のもとで、朝ごはんあげ。

健康記録手帳への記入も説明。

講話タイム。

会の活動の説明。

それから、犬猫を取り巻く様な問題について、話し合いをしました。

ブラッシングタイム。

犬とのふれあいが、いちばん楽しいし知識や経験が身に付くね。

また、散歩。

それぞれのワンコの名前や性格がわかったら、親しみを感じて小屋を覗き込み、少しでもふれあってくれます。

この日はのみだに駆除の日。マイフリーやネクスガードをつけていきます。

この2匹はお散歩時に、川縁で、浮かんでいたゴミの山を地面だと勘違いしたらしく、次と飛び込んで、びしょ濡れに。

中学生のみんなも大笑い。

あげくにシャンプーされて、乾かすのにしばらく陽向に繋がれていたのでした。

ゴミの川、何とかならないものか。

タイヤも捨てられています。

今、ハエの大量発生の問題があります。

近くの養鶏場から廃棄された肉に、ハエがわき出たのです。

お茶やスープのなかにも入ってくる、ハエさんたち。

飛び回るハエにも、煙突から上がる煙噴にも、産廃にも負けず、野犬のために二日目、通ってきてくれて、ありがとうございました。

みんな、中学生なのに、すでに保護犬については、たくさんのことを知っていて、おばちゃんは驚きました。

時代はどんどん変わってきていることを感じました。

尻尾の上がり下がりや、アイコンタクトなど、犬の気持ちになって、犬の目線で犬とふれあう姿に感動しました。

若い力にたくさんのパワーをもらいました。

犬の力はすごい。

中学生のみんなのエネルギーもすごい。

あっという間に友だちになってしまいました。

中村安雄市議、水海道西中学の先生方、皆様のご協力にお礼申し上げます。

また、二日にわたり、半休をとって中学生の研修にご協力下さいました地元の若いパパ、コペンさんに心から感謝致します。

学生さんたちの心に蒔いた種がこれから豊かにこの地に育ちますように。

byおかめ